現在私は東急田園都市線の南町田駅沿線に居住しておりますが、駅前に大型商業施設の「グランベリーモール」があるというのが街の最大の特徴となっていました。
私はその南側に住んでいますが、毎日施設の中を通って通勤するというのは実に気持ちのいいものです。
そのグランベリーモールが2月12日(日)をもって閉店となります。一旦閉鎖して建替え、2019年秋には売り場面積で2倍、店舗数で2.5倍の全く新しいショッピングセンターに生まれ変わる予定です。閉店に向けカウントダウンも既に始まっています。
グランベリーモールはもともと10年程度の暫定利用を想定した施設であったと言いますから2000年4月に開業した時点では東急もそんなに上手くいくとは思っていなかったのでしょう。開業してそろそろ17年という事で建物の維持管理の点で限界がきているようで、ある意味うれしい誤算なのかもしれません。
実は駅前の東急ストアとローソンも閉店となると聞き困惑していたのですが、東急ストアだけは建て替え期間中は仮店舗で営業するとのことで安堵しました。
グランベリーモールの建て替えに合わせて町田市も大規模な再開発事業を実施します。
現在は駅の南北で分断された状態ですが、「南北自由通路」を新設して改札口を移設します。
鶴間公園も一部再整備します。
その上で何と道路を一部廃止してグランベリーモールと公園を接続し、完全に一体化させるということです。
以前書いた「町田立体交差事業」の進捗に併せ、駅北口部分の整備も進んでいます。
再開発が全て完了して2019年秋の「まちびらき」を迎える時には駅周辺が完全に一体化した、現在と全然違った街に生まれ変わるようです。
私が現在のマンションに入居したのは2002年ですが、一体グランベリーモールがいつまで続くのかということが一つの心配事でした。当時私はマンションディベロッパーの社員であり、自分で売っているマンションを自分で買って入居したのですが、「あんなものすぐに潰れるぞ」と他の社員から随分と言われたものです。
大きなイチゴの形をしたグランベリーモールの敷地は実は全て東急の私有地なのですが、「駅前にまとまった土地を持っているという事は、グランベリーモールが仮に無くなっても必ず代わりの施設ができる」と入居当時は予想していました。家を買う時はその地域が今後どうなるかを予想することが大切です。実際は予想よりはるかに凄いことになりそうで面食らっている状態です。
現在南町田駅は平日は準急停車駅、土日のみ急行停車駅となりますが、再開発終了後は今度こそ完全な急行停車駅にならないかと密かに期待しています。私が町田市民になって以来15年、市議会議員選挙の度に全ての立候補者が「南町田に平日も急行を停める」という事を公約としていましたが、次の選挙で彼らが何というか楽しみです。
◆建替え工事の最新状況
◆北口広場に全ての高さを揃えることが再開発工事の最大のポイント
minamimachida0706.hatenablog.com
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