酒とうどんと御朱印の日々

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〖御朱印〗清水観音堂と舞台から投げる「願い玉」

今回は清水観音堂の御朱印をご紹介します。上野公園のちょうど入り口付近に位置する清水寺をモデルに建てられた寺院で、本堂の正面が「清水の舞台」を思わせる舞台造りとなっています。清水の舞台から飛び降りる野ではなく、思いを込めて「願い玉」を投げるとご利益があります。

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京都の清水寺をモデルにした清水観音堂

天海大僧正が比叡山になぞらえて創建した清水観音堂天海大僧正は比叡山にならって上野に寛永寺を創建した際、それまでの有名寺院になぞらえて次々と堂舎を建立しますがその中で1631年に建てられたのが清水観音堂です。

当初は公園内の摺鉢山と呼ばれる場所にありましたが、1694年に現在の場所に移築されました。

清水の舞台を思わせる舞台造りシミズカンノンドウではなくキヨミズカンノンドウと読み、その何の通り京都の清水寺をモデルにしたものです。本堂の正面が「清水の舞台」を思わせる舞台造りとなっており、建物を模しただけでなく御本尊も清水寺より恵心僧都作の千手観音像を迎えて秘仏としてお祀りしています。

創建年次の判明している中では上野公園内最古の建物です。

清水観音堂の御朱印

御朱印所

御朱印は堂内左手で頂けます。こちらで上野大仏やパゴタの御朱印も頂くことが出来ます。

志納金300円

御朱印

御朱印

躍動感のある御朱印です。

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歴史上の苦難の全てを切り抜けた奇跡のお堂

全ての危機を切り抜けた重要文化財である清水観音堂赤い色が印象的な本堂はその後の上野戦争、関東大震災、東京大空襲といった様々な苦難を全てくぐりぬけ、現在の地に移築された当時の姿を現在にまで残している国の重要文化財です。

寛永寺根本中堂にもあった清水観音堂の「施無畏」額寛永寺根本中堂にもあった「施無畏」の文字がこちらにもありました。

「名所江戸百景」の一つである「月の松」

「名所江戸百景」の一つである清水観音堂の「月の松」江戸時代の浮世絵師であった歌川広重は「名所江戸百景」の中で清水観音堂の「月の松」の姿を描いています。実際の月の松は明治になって台風の被害により失われますが、かつての江戸の風景を取り戻すために2012年12月に復活しました。これにより月の松を通して不忍に行けの風景を見下ろすことが出来るようになりました。

今は清水の舞台から願い玉を投げる

今は清水の舞台から願い玉を投げる

月の上に玉を留めると願いが成就する清水の舞台から「心願成就」の思いをこめて、願い玉を投げて月の上に玉を留めると願いが成就するといわれています。

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西郷隆盛の銅像

清水観音堂のすぐそばには有名な西郷隆盛の銅像があります。西郷は大久保利通、木戸孝允と並び維新の三傑に数えられる人物で、幕末の動乱期に薩長同盟の締結や江戸無血開城の実現など明治新政府の樹立に多大な貢献をしたことは誰もが知っています。

寛永寺に彰義隊が立て籠ったことで発生した上野戦争の際、西郷は新政府軍の一員として薩摩軍を率いてちょうど銅像のあるあたりから攻め込んだと言います。

清水観音堂の近くにある西郷隆盛の銅像

当時は現在噴水広場があるあたりに巨大な根本中堂がありましたが、東大病院付近から撃ち込んでくる新政府軍の砲弾により焼かれ、その他多くの建物も失われました。

清水観音堂の近くにある彰義隊の戦死者の墓

西郷の銅像のすぐ裏には上野戦争における彰義隊の戦死者の墓があります。明治政府にとっては賊軍にあたるため「彰義隊」の文字はなく「戦死之墓」と刻まれています。

後に西郷は新政府内部の争いに敗れて辞表を提出し故郷の鹿児島に戻り、そこで不平士族に担がれて起こした西南戦争で敗れ自刃します。
国家のために戦って死んだ人々をお祀りしている靖国神社では維新殉難者として坂本龍馬、中岡慎太郎、吉田松陰といった人々が合祀されていますが、西郷隆盛は祀られていません。当然のことながら西南戦争で政府に反逆したとして官位をはく奪され逆賊とされたためです。しかし大日本帝国憲法発布に伴う恩赦により赦され、正三位を追贈されます。それに加えて御用地であった上野に銅像を建ててもらえたのですから、いかに西郷が人々から愛されていたかがよくわかります。

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