酒と車と御朱印の日々

心願成就へ向け飲んで走ってひたすら祈る!信じる者は救われる!

「80歳運転の車、民家に突っ込み炎上」という報道に接し考えた

高齢者が車を暴走させて起こした事故が連日これでもかというくらいに続いています。以前は集団登校の小学生の列に突っ込むという事例が続いていましたが、最近では立て続けに病院に突っ込んでいます。今日は80歳の男性が運転する車が四日市で民家に突っ込んで車体が全焼しました。悪いことは重なると言いますが、同じような事故がこうまで続くと何とかならないものかと思ってしまいます。

f:id:minamimachida0706:20161210212747j:plain私はプライベートではMT車に乗っていますが、仕事の際は会社のAT車を運転します。両手両足をフルに使わないと動かすことのできないMT車に比べるとAT車は簡単すぎるように思います。ギアチェンジやクラッチ操作が不要で、一旦Dレンジに入れてしまえば極端に言うと後は右手と右足だけあれば動かすことが出来ます。
同じ距離を移動するにしてもAT車の場合MT車を運転するときよりも余裕ができたように感じます。だからこそ運転しながら何かしようという気持ちになるのです。今問題になっている「ながらスマホ」もそうです。MT車では絶対にそんなことはやりません。何しろ両手を使わないと運転できないので無理ですから。

f:id:minamimachida0706:20161210212808j:plain本来なら運転からとっくに引退した方がいいような方でも、操作が簡単になったおかげで引き続き車に乗り続けることが出来るようになりました。より安全に注意を払うという本来の趣旨と別の結果になったように思えます。


一方で、2014年に実施したNHKの調査で「事故を回避する自信があるか」という問いに対し70歳以上では50%以上が「ある」と答えたそうです。30代、40代が10%程度であるにもかかわらずこの自信は一体何でしょうか。

高齢者ほど運転に自信 危険を認識できず上手くなったと錯覚


私は学生時代柔道部に所属しており、OB会の役員をしていた関係で卒業して25年経った今でもたまに道場に顔を出すことがあります。学生と稽古をする時には十分すぎるほど準備運動に時間を費やしますし、決して無理はしないようにしています。体力も技術も衰えた今となっては昔と同じように動くと大けがにつながるからです。
柔道の場合は自分が衰えていることがはっきりとわかりますが、運転の場合は機械の進歩のおかげで技術の衰えが分からないのかもしれません。そのため昔と同じ感覚で運転して大事故を起こすのではないでしょうか。


公共交通機関が充実した都心部に比べ郊外や山間部で生活している人にとっては車がどうしても必要だという事情はよくわかります。しかしアクセルとブレーキの踏み間違いによる暴走や高速道路での逆走に巻き込まれて命を落とすなどということになったらそれはたまりません。
警察では更新時に認知症の検査をしたり、高齢者に免許の返納を推奨したりしているようですが効果が出ているようには感じられません。飛行機のパイロットは技能維持のため定期的に訓練や試験を受けるようですが、同様に一定の年齢に達したドライバーは免許更新の度に筆記と技能の検定を受けるというような制度を導入してはどうでしょうか。免許取得時と同じ基準で技能試験は最寄りの教習所で、筆記は各都道府県の運転免許センターで実施するのです。これをクリアすれば高齢者も大いばりで引き続きハンドルを握れますし、少子化と車離れにより経営が苦しくなっているという教習所にとってもいい話ではないかと思います。


今年になってから高齢者の運転を巡る状況はどうかしているとしか言いようがありません。とにかく何か手を打たなくてはいけないと思います。

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