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〖国宝〗高徳院の御朱印と創建時の姿を残す大仏

今回は鎌倉大仏として知られる高徳院の御朱印をご紹介します。

高徳院は、鎌倉のシンボルともいうべき大仏を本尊とする寺院ですが、開山、開基は不明です。大仏の造像の経緯についても史料が乏しく不明な点だらけとなっていますが、13世紀半ば頃に建立されたもので創建時の姿をそのまま残しています。

高徳院の御朱印

御朱印所

高徳院の御朱印所高徳院の御朱印所は大仏に向かって右手にあります。

こちらでは「本尊 阿弥陀如来」と鎌倉三十三観音霊場の「南無 聖観世音」の2種類の御朱印を頂くことが出来ます。

受付時間8;00~16:30

初穂料300円

御朱印帳

高徳院の御朱印帳御朱印所の並びにある売店では御朱印帳も扱っています。大型サイズで紙質も良好ですが、墨の量が多い御朱印の場合は裏側まで沁みとおってしまうと思われます。

価格は1200円です。

御朱印

今回は「本尊 阿弥陀如来」の御朱印を頂きました。

高徳院の御朱印なめらかな筆跡の美しい御朱印です。

高徳院の境内

案内図

案内図

仁王門

仁王門18世紀初頭に仁王と共に他所から移築されてきたものです。

大仏殿の礎石

大仏殿の礎石かつてこの地には60基の礎石に支えられた巨大な大仏殿がありました。

観月堂

観月堂15世紀中ごろ、朝鮮王宮内に建築されていたものを移築してきました。江戸後期の作品と言われる観音菩薩立像を納めています。

創建時の姿を残す国宝鎌倉大仏

国宝鎌倉大仏の石碑と大仏「吾妻鏡」によれば、その造立が開始されたのは1252年とされていますが詳細は不明です。

鎌倉大仏

像高約11.3m、重量約121tで、大きさでは奈良の大仏に及ばぬものの、ほぼ創建時の姿を保っており、鎌倉時代を代表する仏教彫刻として国宝に指定されています。

鎌倉大仏の像内像内は空洞で、人が入ることができ、一般拝観者も大仏内部を見学することができます。

大仏殿は津波で流されたのではない

大仏は創建当初は大仏殿の中に収められていましたが、いつの頃からか「露坐の大仏」となって現在に至っています。これに関しては「地震で倒壊してその後の津波で流された」と言われているようですが、鎌倉大仏は海岸から約1kmで標高13.8mという津波が到達しにくい場所にあります。

大仏殿の倒壊に関する記録としては「太平記」と「鎌倉大日記」に、1334 年および1369(年の大風と1498年の大地震によって損壊に至ったという3点がありますが、室町時代の1486年書かれた旅行記には大仏が既に露坐であったという記述があります。

平成になって実施された境内の発掘調査では、1369年の倒壊以後に大仏殿が再建された形跡は見出されなかったということで、大仏殿が津波で流されたというのはどうやら誤りであるようです。

露坐であったおかげで創建時の姿を現在まで残している

奈良東大寺の大仏殿は歴史上何度も戦乱に巻き込まれ、これまでに2回焼失しています。立派な建物の中で暮らす奈良の大仏のお顔はこれで4代目だそうで、現在では創建当時のお姿とはだいぶ異なったものになっているそうです。

鎌倉大仏の全景鎌倉大仏は1369年以降の約650年露坐であったため、その間に頻繁に火災があったにもかかわらず、結果として創建寺の姿を現在まで保つことができました。そのため、仏教芸術史上ひときわ重要な価値があるということができます。

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