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〖御朱印〗増上寺は東京タワーにもプリンスホテルにも負けていない

今回は増上寺の御朱印をご紹介します。

東京を舞台としたロードレースである箱根駅伝と東京マラソンはいずれも日比谷通りを往復しますが、その際必ずテレビに映るのが増上寺と東京タワーです。伝統的寺院建築と近代的なタワーが一体となった映像は東京を舞台とするイベントを中継する際にはには欠かせないものなのでしょう。

日比谷通りに面した増上寺の三解脱門です。通りににらみを利かせている赤い門を見ていると今でも江戸の裏鬼門を守り続けているような迫力を感じます。

 

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増上寺を象徴しているこの門は1622年に建てられ、明治期の二度にわたる火災や、空襲の被害からも逃れた重要文化財です。どんよく・いかり・ぐちという三つの煩悩から解脱する悟りの境地を表現しています。

 

増上寺の境内案内図です。大殿ばかりが有名ですが、それ以外にも魅力的な場所が数多くあるようです。

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増上寺といえば言わずと知れた徳川家の菩提寺ですが、歴史的には家康より約200年前の1393年に現在の麹町あたりから始まったとされています。家康の江戸入府の際たまたま増上寺の前を通り住職と面会したことが菩提寺になるきっかけだったといいます。
1598年に家康により現在に地に移されますが、江戸の裏鬼門の抑えという役割があったと考えられています。

その後も徳川家代々の保護により江戸時代は大変に繁栄しました。今の芝公園全体が寺の敷地だったといいますから相当なものです。寺所有の領地(寺領)は一万余石。二十五万坪の境内には、坊中寺院四十八、学寮百数十軒が立ち並び、「寺格百万石」とうたわれています。

 

明治になって仏教界に逆風が吹く中で敷地を召し上げられ、境内に神官の養成所が設けられ、更に二度の大火で多くの伽藍が消失するなど苦難の時期を迎えます。それでも伊藤博文を新たな檀徒として迎えるなどして再興を図り、大正期には焼失した大殿やそのほかの堂宇の整備・復興も着々と進展していきました。昭和20年の時点の境内の配置図です。

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敷地だけでも現在の約3倍の規模があります。しかし東京大空襲によりその大半が焼失してしまいました。

 

本尊の阿弥陀如来を祀る本殿です。

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戦時中の空襲により焼失していた大殿が再建されたのが昭和49年ですからその頃既に周囲に東京タワーやプリンスホテルが出来上がっていたことになります。

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最近になって芝ゴルフ場の跡地にザ・プリンスパークタワー東京もできました。

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設計者の大岡實はこれらの建物に負けないだけの華麗さや雄大さを表現しようとして様々な工夫をしました。背後に東京タワーがあり隣に高さ30mのプリンスホテルがある環境では普通の建物では谷間に潜ったようになってしまいます。そこで誕生したのが重層の錣葺入母屋造本堂でした。


徳川家康の念持仏である黒本尊阿弥陀如来を祀る安国殿です。背後のプリンスホテルにも負けていません。

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増上寺景光殿表門です。現在は圓光大師堂の前に移築されていますが、徳川家の菩提寺として隆盛を誇った往時の華麗さを伝える数少ない遺構の一つです。

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圓光大師堂です。法然上人を祀っています。

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皇女和宮ゆかりの茶室である貞恭庵です。

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増上寺には二代将軍秀忠を始めとする6人の将軍、5人の正室、5人の側室、その他歴代将軍の子女多数が埋葬されています。墓所の正面の門は「鋳抜門」と呼ばれる旧国宝です。

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墓所が公開されていたので入ってみました。一番奥の右手が秀忠夫妻の墓です。

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千躰子育地蔵菩薩です。幼い子や孫への愛情の表れとして赤い帽子、前掛け、風車を奉納しています。

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御朱印は本殿右隣りの安国殿で頂けます。

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質実剛健といった力強い御朱印を頂きました。

 

増上寺にお参りする日はどういう訳かいつも雨の日となっています。しかし東京タワーやプリンスホテルを取り巻きに従えた増上寺の最もかっこいい姿はやはり晴れの日でなければ見ることはできません。そこで別の日に撮影した写真も最後に載せておきます。

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◆江戸時代から栄える家康ゆかりの寺院

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