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バランタイン12年は意外にも氷を入れたハーフロックが美味い

スコッチウィスキーの中で人気の点でジョニーウォーカーと双璧をなすのがバランタインです。私の酒の教科書である古谷三敏著「BARレモンハート」でもスコッチウィスキーの中では最も頻繁に登場しているように思われます。

 

BARレモン・ハート : 16 (アクションコミックス)

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 最もスタンダードな「バランタインファイネスト」は既にご紹介しました。

 今回は1ランクアップした「バランタイン12年」をご紹介します。

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ここで言う12年というのは最低で12年ということです。「バランタイン12年」は40種類以上の原酒をブレンドしていますが、その全てが12年以上樽の中で熟成されているということになります。
サントリーの山崎蒸留所の貯蔵庫を以前見学したことがありますが、窓を開け放ち完全に周辺の空気と一体化した貯蔵庫内に多くの樽が置かれていました。樽は呼吸しますから貯蔵庫が置かれた場所の気候風土はウィスキーの品質に重大な影響を及ぼすのです。
私は1995年の8月にスコットランドを鉄道と船で一周する旅をしました。ハイランド地方ではそびえ立つ山々と広大な原野が霧に包まれて幻想的な風景となっていました。真夏ですが空気はひんやりしっとりしています。このような場所で12年以上過ごせば山崎とはまた違った味になることでしょう。

 

まずはストレートで飲みます。

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ジョニーウォーカーに感じるようなスモーキーさはありません。とろりとしていて味に深みがありますが、ピリピリとして刺激は感じられません。洋菓子や和菓子の甘みとは別のクリーミーな甘さを感じます。

 

次いで水で割ります。

併せる水は富士山雪解けの天然水です。

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まずはトワイスアップで飲みます。グラスに注目してください。

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ストレートで感じられたクリーミーさが水で割ることによりさらに滑らかになります。12年と比べるとファイネストには個性の強さあります。1本1500円クラスの銘柄をご紹介した時は「○○な甘さ」という表現を多用しましたが、このクラスになるとこういう甘さは全くありません。甘さの代わりに舌全体の上に何やらふわーっと盛り上がるような風味を感じます。

 

最後に氷を入れたハーフロックです。

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氷を入れて冷やすと味が引き締まり、それによってトワイスアップでは感じられなかった別の味わいが出てきました。

これまで基本的にスコッチはトワイスアップで飲んできましたが、バランタイン12年に関しては氷を入れるのもありかもしれません。

 

聞いたところによるとバランタイン12年は日本市場向けに水割り用として開発されたと言います。氷をいれて美味いと思えたのにはそのような背景もあるのかもしれません。
スコッチウィスキーに強烈な個性を求める人にとっては少し物足りないかもしれませんが、恐らく誰からも嫌われない味わいではないかと思います。美味しい日本酒を形容して「水のようにすいすい飲める」という表現がありますが、バランタイン12年にもこの表現があてはまるのではないでしょうか。


近所のドン・キホーテでは1本1880円で買えました。コストパフォーマンスとしては素晴らしいものがあります。1ランク上のバランタイン17年は「ザ・スコッチ」とまで呼ばれていますが、これは1本5480円でした。これはとても手が出せません。

  ◆バランタインファイネストはトワイスアップが美味かったという記事

minamimachida0706.hatenablog.com

 ◆同様に氷を入れた方が美味いと感じたカティーサークの記事

minamimachida0706.hatenablog.com