困ったときこそ酒と神様

ようやくたどり着いた、ストレスフリーで酒やうどんを楽しめる日々。これこそがご利益だったのかもしれません。

〖アクセス〗一遍上人が開基の光触寺は御朱印をお願いすると念仏を唱えてくださった

光触寺(こうそくじ)では御朱印をお願いすると念仏を唱えてくださいます。光触寺は時宗の開祖である一遍上人が開基であるといわれ、簡素な雰囲気が印象的な寺院で、アクセスとしてはバスが便利です。

光触寺の御朱印

御朱印所

御朱印は本堂でいただけます。お盆の時期である8月はお休みとなるようなのでご留意ください。

志納金300円

御朱印

光触寺の住職の念仏が込められた平成28年10月5日付御朱印

ちょうどその場に居合わせたご婦人方3人組とお願いしたところ、遠くから鐘の音と念仏を唱える声がきこえ、その後に御朱印を頂きました。恐らく一つ一つの御朱印に対して念仏を唱えてくださっていたのでしょう。

光触寺の由緒

光触寺の創建は1278年とされていますが、本尊の阿弥陀三尊像は運慶作といわれています。町局(まちのつぼね)という女性の求めに応じて刻んだものですが、町局に仕える法師が盗みの疑いをかけられて顔に焼き印を押されそうになった際、この阿弥陀三尊像が身代わりになったという伝説が残されています。頬に焼印を押されたが法師の頬には焼痕が残らず、阿弥陀仏の頬にいつの間にか焼痕が残っていたといいます。

その後町局は出家して阿弥陀三尊像を本尊とした岩殿寺を建立しますが、現在の地に移転した年をもって光触寺の創建とされています。その後3代住持が一遍を開山に迎えて寺号の岩殿を山号とし光触寺と改称したといいます。

アクセス

交通

鎌倉駅東口より5番バス乗り場「金沢八景駅行」「鎌倉霊園行」バス

「十二所」バス停下車徒歩約1分

地図

光触寺の境内

金沢街道には鶴岡八幡宮・寶戒寺・杉本観音・報国寺・浄妙寺・明王院といったきれいな御朱印が頂ける神社仏閣が沿道に連なっています。この「金沢街道」も十二所までくると古都鎌倉というよりも郊外の住宅地といった雰囲気に近くなりますが、光触寺はこの古都の境界のような場所に位置しています。

住宅街の奥に見える門

十二所のバス停を降りると住宅街の奥に門が見えてきました。

山門

山門

一遍上人像

一遍上人像

山門を入った正面に一遍上人の像があります。

本堂

本堂本堂は質素な雰囲気の建物です。正面の引き戸は閉められていることが多いそうですが、幸いにも今日は開いていました。しかし厨子の蓋が閉まっていたため、ご本尊様を拝むことはできませんでした。

庭園

庭園

東側に庭園がありますが、中には入れません。遠くの山の斜面にコンクリートの擁壁が設置されているのが見え、そんなところからもこのあたりが古都の境界かなと思わせられました。

六浦の方面と鎌倉の間の物資の行き来を物語る塩嘗め地蔵

塩舐め地蔵

境内の脇には塩嘗め地蔵があります。六浦の商人が鎌倉の中に塩を売りにきた途中、商売繁盛を願って塩を納めたのですが、六浦への 帰りに立ち寄るとその塩がなくなっています。お地蔵さまが嘗めたのだろうと思ったとのことです。これは地蔵菩薩が塩を舐めたのだろうという逸話からその名がつけられました。

★スマホでご覧の方はPCでも見ていただきますと写真が良くわかります。

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◆塩だらけだった西新井大師の塩地蔵

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◆金沢街道沿いの寺社の記事

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