酒と車と御朱印の日々

「毎日更新」心願成就へ向け飲んで走ってひたすら祈る!悲願は実現する!

【御朱印】円覚寺は本堂のさらに奥の方が楽しい

今回は力強さと美しさを兼ね備えた御朱印が頂ける鎌倉五山第二位の円覚寺をご紹介します。

 

円覚寺(えんがくじ)は1274年に発生した最初の元寇である文永の役の戦没者の菩提を弔うために鎌倉幕府第8代執権の北条時宗が1278年から創建を始めた臨済宗の寺院です。1282年に落慶しますが、それ以前に2回目の元寇である弘安の役も発生したため、こちらの戦没者も弔うこととなりました。
円覚寺開堂の日に白い鹿が群れを成して現れ、大勢の人々とともに無学祖元禅師の説法を聞いたという故事から瑞鹿山という山号がついたと言われています。


室町時代以降鎌倉の他の寺院と同様に度重なる火災や地震により衰えた時代もありましたが、江戸時代後期に大用国師によって伽藍が復興されました。そのため現代でも創建以来の七堂伽藍の形式を整えています。


臨済宗の寺院を格付けし、幕府が任命した住職を順に昇進させていくことによりこれをコントロールしようとした五山という制度があります。鎌倉五山は室町幕府第3代将軍足利義満の時代に現在の順位が定まりましたが、この時に円覚寺は第2位に定められています。


実は昨年の7月からしばらく御朱印集めを中断していたのですが、ゴールデンウィークを迎えるにあたって再開することとしました。まずは景気づけに鎌倉五山を全てまわり、一日で5つの御朱印を頂こうと4月30日に北鎌倉駅に降り立ちました。それにしても何という人の多さでしょう。駅のホームから周辺部に至るまで観光客で埋め尽くされています。北鎌倉周辺がこんなにも人気のあるエリアだとは驚きました。

明治になって横須賀の軍港まで鉄道を敷くにあたり、円覚寺の敷地内を強引に通過させることとなりました。そのためこのあたりは線路の両側が円覚寺の境内という変則的なかたちになっています。

f:id:minamimachida0706:20170618132857j:plain

白鷺池(びゃくろち)です。無学祖元禅師が鎌倉入りした際、鶴岡八幡宮の神の使いが白鷺に姿を変えて案内したという故事にちなみます。

f:id:minamimachida0706:20170618132939j:plain

瑞鹿山の額が掲げられた総門が見えてきました。

f:id:minamimachida0706:20170618133021j:plain

1785年に再建された山門です。

f:id:minamimachida0706:20170618133054j:plain

ご本尊をお祀りする仏殿です。関東大震災で倒壊しましたが昭和39年に再建されました。ご本尊は1563年の大火で胴体部分が焼失してしまい、江戸時代になって補造されました。

f:id:minamimachida0706:20170618133139j:plain

現在座禅道場として使用されている選佛場です。仏殿が再建されるまではこの建物が仏殿の役割をはたしていました。

f:id:minamimachida0706:20170618133232j:plain

座禅道場である居士林です。明治以降円覚寺では座禅が盛んになり、山岡鉄舟、夏目漱石、鈴木大拙といった人々が参禅しました。柳生新陰流の剣道場を昭和3年にこの地に移築したものです。

f:id:minamimachida0706:20170618133316j:plain

この先まだまだ面白いものがありそうです。

f:id:minamimachida0706:20170618133351j:plain

方丈です。本来は住職の居住する場所ですが、現在ではイベントホールのような役割を果たしています。

f:id:minamimachida0706:20170618133428j:plain

方丈の庭園です。

f:id:minamimachida0706:20170618133502j:plain

総門・山門・仏殿・方丈が一直線に並ぶ典型的な禅宗様伽藍配置です。

f:id:minamimachida0706:20170618133536j:plain

妙香池です。創建当初からのものです。

f:id:minamimachida0706:20170618133610j:plain

国宝である舎利殿です。お釈迦様の歯牙をお祀りしています。

f:id:minamimachida0706:20170618133652j:plain

この先に北条時宗公をお祀りした佛日庵がありますが、これは日を改めてご紹介します。

 

白鹿洞です。円覚寺開堂の日に群れを成して現れた白鹿はこの穴から出てきたとされています。

f:id:minamimachida0706:20170618133726j:plain

円覚寺第15世夢窓国師の塔頭として建てられた黄梅院です。塔頭とは高僧の死後弟子が師を慕って建てたものです。

f:id:minamimachida0706:20170618133807j:plain

新緑の美しさが見事でした。

f:id:minamimachida0706:20170618133839j:plain

聖観世音菩薩像が祀られています。ここが円覚寺の終点です。

f:id:minamimachida0706:20170618133917j:plain

円覚寺の見どころはまだまだあります。北条時宗の子である貞時が江の島弁財天で霊夢を感じて建立した弁天堂です。

f:id:minamimachida0706:20170618133951j:plain

北条貞時が鋳造させた国宝「洪鐘」です。

f:id:minamimachida0706:20170618134026j:plain

円覚寺では入場口付近にある御朱印所で御朱印帳を預け、お参りを終えて帰る時に受け取るという仕組みになっているのですが、実は舎利殿の奥にある佛日庵や弁天堂では御朱印所とは別の御朱印を頂けるのです。御朱印帳を預けっ放しにしていてはこれらは頂けません。

仏殿付近でしばらく時間をつぶしてから御朱印帳を受け取り、それから佛日庵や弁天堂をお参りすると全て御朱印帳に頂けるので参考にして下さい。

 

円覚寺では本堂(仏殿)の奥に次々と面白いものが現れました。通常の寺院では山門を抜けて本堂でお参りするとそれで満足して帰ることになりますが、円覚寺でそれをやってしまうと大変にもったいないことになりますのでご注意ください。

f:id:minamimachida0706:20170520100026j:plain

大変力強く美しい御朱印を頂きました。

 

  ◆円覚寺山内で舎利殿の先にある佛日庵の記事

minamimachida0706.hatenablog.com

◆北鎌倉にある他の鎌倉五山の記事

minamimachida0706.hatenablog.com

minamimachida0706.hatenablog.com