酒と車と御朱印の日々

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ホワイト&マッカイ 2度の結婚でより美味しくなったウィスキー

ウィスキーにはシングルモルトとブレンデッドの2種類があります。シングルモルトは他の蒸留所のものと混ぜていない、単一蒸留所生まれのモルトウィスキー。ブレンデッドは樽ごとに違う味と香りを持つ複数のモルトウィスキーとグレーンウィスキーを混合し、まろやかな味に仕上げたものです。
蒸留所ごと、あるいは製品ごとに違う味わいとなるシングルモルトウィスキーに対し、ブレンデッドウィスキーはバランスの取れた味わいとなるという特色があります。シングルモルトウィスキーは丸亀製麺、ブレンデッドははなまるうどんと言ったら怒られるでしょうか。


異なる原酒を混ぜ合わせた後、樽詰めして一定期間寝かせることをマリッジといいます。本来の意味は結婚ですが、こんな使われ方もあるのです。このマリッジにより個性の違う厳守は完全に混じり合い、まるで結婚したかのように一体化した調和のとれた味わいになるのです。


カクテルにしても、複数の酒やジュースをただ混ぜるだけですが、同じレシピでもバーテンダーによって全く味が違います。
「味覚センサー」を開発した大学で行われた実験の模様を見たことがあります。同じレシピで
・ただ混ぜるだけ
・学生がでたらめにシェーク
・銀座の一流バーテンダーがシェーク
これをセンサーで比較するというものです。これによって一流バーテンダーのシェークは異なる酒の分子と分子がより緊密に混じり合い泡のきめが細かいということが証明されていました。


「長年連れ添った夫婦のよう」という言葉があります。今回の記事にぴったりの言葉だと思ってネットで検索すると熟年離婚の話ばかりがずらりと並んでいました。はなはだしく困惑していますが、本来良い意味で使われる言葉のはずです。長年連れ添った夫婦が持つ落ち着きと安定性はちょっとやそっとでは崩れないという安心感を周囲に与えます。


異なるもの同士が完全に一つになるまでには様々な摩擦や衝突があり、それを乗り越えることが必要です。だからこそ時間が必要となり、それを乗り越えることができた関係はより強固なものとなるのです。

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混ぜ合わせるということを延々と書いてきましたが、今回ご紹介するホワイト&マッカイはこのマリッジを2回行うダブルマリッジ製法で作られているスコッチウィスキーです。これまでと同じく1,500円くらいで買える手頃な酒です。


まず35種類のモルトをブレンドしてオークの樽で一年寝かせます。これがファーストマリッジ。次にグレーンウィスキーとブレンドし、再びオークの樽で寝かせる。これがセカンドマリッジ。つまり2回の結婚でよりおいしくなったウィスキーです。

 

まずはストレートで飲みます。

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どっしりと腰があり、トロトロとしたのみ心地です。若干アルコールによるピリピリ感がありますが、全体としてはコクとまろやかさがあってとんがった所がありません。

 

次いでロックで飲みます。

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冷やすと甘みを感じることが出来るようになりました。滑らかで、スーッと喉に流れていきます。

 

次いで水で割ります。

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まずは1対1で氷をいれないトワイスアップです。

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滑らかで上品な甘さをロックの時よりも感じます。熊谷の慈げんのかき氷のような甘さです。

 

最後にハーフロックです。(写真なし)

氷で冷やすことにより全体的にシャキッとした味わいとなり、甘さは継続的に感じます。

 

全体的にバランスの取れたコストパフォーマンスの良いウィスキーだと思います。以前はどこの酒売り場にも置かれていたのですが、最近は成城石井でしか見ることが出来なくなりました。何かあったのでしょうか。

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未成年の飲酒は法律で禁じられています。健康のため飲み過ぎには注意しましょう。